エアコンは家庭の消費電力の中でダントツ1位。夏の冷房や冬の暖房で使用すると、電気代が月5,000円〜10,000円以上かかることも珍しくありません。
でも、安心してください。エアコンの電気代は、正しい知識と使い方で大幅に削減できます。
この記事では、以下の内容を詳しく解説します:
- エアコンの電気代が高い7つの原因
- 電気代の計算方法と目安
- 今すぐできる節約方法10選
- 冷房・暖房それぞれの節約術
- クリーニングで年間2万円以上削減できる理由
- 古いエアコンの買い替え効果
まずは、あなたのエアコンの電気代がどれくらいかかっているのか、計算方法から見ていきましょう。
エアコンの電気代はいくら?計算方法と目安
電気代の節約を始める前に、現在どれくらいの電気代がかかっているのかを把握しましょう。
電気代の計算方法
エアコンの電気代は以下の式で計算できます:
【1時間あたりの電気代の計算式】
消費電力(kW)× 電気料金単価(円/kWh)= 1時間の電気代(円)
※2026年1月現在、電気料金単価の目安は31円/kWh(税込)
計算例:
消費電力700Wのエアコンを1時間使用した場合:
0.7kW × 31円 = 21.7円
これを1日8時間、30日間使用した場合:
21.7円 × 8時間 × 30日 = 5,208円/月
畳数別の電気代目安
| 部屋の広さ | 消費電力(目安) | 1時間あたり電気代 | 1ヶ月あたり電気代 (8時間/日×30日) |
|---|---|---|---|
| 6畳 | 470W | 14.6円 | 3,504円 |
| 8〜10畳 | 630W | 19.5円 | 4,680円 |
| 12〜14畳 | 700W | 21.7円 | 5,208円 |
| 16〜18畳 | 850W | 26.4円 | 6,336円 |
| 20畳以上 | 1,000W以上 | 31円以上 | 7,440円以上 |
重要:上記はあくまで目安です。実際の電気代は、設定温度、外気温、部屋の断熱性、エアコンの年式、内部の汚れ具合などによって大きく変動します。
暖房は冷房の約1.5〜2倍高い!
同じエアコンでも、暖房の方が冷房より電気代が高くなります。
理由:
- 冬は外気温と設定温度の差が大きい(夏:約8℃差、冬:約13℃差)
- 差が大きいほど、エアコンがフル稼働する時間が長くなる
- 結果、冬の電気代は夏の約1.5〜2倍になることも
エアコンの電気代が高い7つの原因
なぜエアコンの電気代は高くなるのでしょうか?主な原因を7つ解説します。
原因1:設定温度が極端(最も多い原因)
問題:
- 夏に18〜20℃など、極端に低い温度に設定している
- 冬に25〜28℃など、極端に高い温度に設定している
なぜ電気代が高くなるのか:
エアコンは設定温度に達するまでフル稼働します。外気温と設定温度の差が大きいほど、長時間フル稼働し続けるため、電気代が跳ね上がります。
データ:
設定温度を1℃調整するだけで、電気代が約10%削減できます。例えば月5,000円の場合、年間で6,000円の節約になります。
原因2:フィルターやエアコン内部の汚れ
問題:
- フィルターがホコリで目詰まりしている
- エアコン内部(熱交換器・ファン)にカビや汚れが蓄積している
- 3年以上クリーニングしたことがない
なぜ電気代が高くなるのか:
フィルターや内部が汚れると、空気の流れが悪くなり、冷暖房効率が30〜50%低下します。同じ温度にするのに、より多くの電力が必要になります。
データ:
- フィルター掃除をするだけで、年間約25%の電気代削減
- プロのクリーニングで、年間15〜25%の電気代削減
- 月5,000円の場合、年間15,000〜18,750円の節約
原因3:こまめなON/OFFの繰り返し
問題:
- 「節電」のつもりで、こまめに電源をON/OFFしている
- 設定温度に達したらすぐに切る
- ちょっとした外出でも必ず切る
なぜ電気代が高くなるのか:
エアコンは起動時(設定温度に達するまで)が最も電力を消費します。こまめにON/OFFすると、その度にフル稼働するため、かえって電気代が高くなります。
データ:
ダイキンの実験では、30分程度の外出なら「つけっぱなし」の方が節電になることが判明しています。
原因4:部屋の断熱性が低い
問題:
- 古い木造住宅で断熱性が低い
- 大きな窓がある、西日が強い
- 天井が高い、ロフトがある
- 隙間風が入る
なぜ電気代が高くなるのか:
断熱性が低いと、せっかく冷やした(暖めた)空気が外に逃げてしまいます。エアコンが常に稼働し続けることになり、電気代が高くなります。
原因5:エアコンの能力が部屋に合っていない
問題:
- 部屋が広いのに小さいエアコンを使っている
- 逆に、小さい部屋に大きすぎるエアコンを使っている
なぜ電気代が高くなるのか:
- 小さいエアコン:能力不足でずっとフル稼働
- 大きすぎるエアコン:起動と停止を頻繁に繰り返す
原因6:古いエアコンを使い続けている
問題:
10年以上前のエアコンを使っている
なぜ電気代が高くなるのか:
エアコンの省エネ技術は年々進化しています。10年前のモデルと最新モデルでは、消費電力が15〜40%も違うことがあります。
データ:
15年前のエアコンを最新モデルに買い替えると、年間約18,000〜25,000円の電気代削減が期待できます。
原因7:室外機の環境が悪い
問題:
- 室外機に直射日光が当たっている
- 周囲に物が置かれて風通しが悪い
- 室外機が汚れている
なぜ電気代が高くなるのか:
室外機は熱を外に逃がす(冷房時)、または外から熱を取り込む(暖房時)役割があります。環境が悪いと効率が落ち、余分な電力を消費します。
📊 電気代が高い原因まとめ
| 原因 | 電気代への影響 | 節約効果(年間) |
|---|---|---|
| 設定温度が極端 | 1℃調整で約10%削減 | 6,000円 |
| フィルター・内部汚れ | 15〜25%増加 | 15,000〜18,750円 |
| こまめなON/OFF | 状況により10〜20%増加 | 6,000〜12,000円 |
| 古いエアコン(10年以上) | 15〜40%増加 | 18,000〜25,000円 |
今すぐできる!エアコンの電気代節約方法10選
ここでは、今すぐ実践できる電気代節約方法を紹介します。
節約方法1:設定温度を適正にする(最重要)
推奨設定温度:
- 夏(冷房):26〜28℃
- 冬(暖房):20〜22℃
効果:設定温度を1℃調整するだけで、年間約6,000円の節約
ポイント:
- 最初は低め(高め)に設定し、涼しく(暖かく)なったら推奨温度に戻す
- 扇風機やサーキュレーターを併用して体感温度を調整
- 服装で調整(夏は薄着、冬は重ね着)
節約方法2:フィルターを2週間に1回掃除する
効果:年間約15,000円の節約(月5,000円の電気代の場合)
掃除方法:
- 前面パネルを開ける
- フィルターを取り外す
- 掃除機でホコリを吸う
- 汚れがひどい場合は水洗い→完全に乾かす
- 元に戻す
頻度:
- 夏・冬のシーズン中:2週間に1回
- ホコリの多い環境:週1回
節約方法3:年1回プロのエアコンクリーニングを依頼する
効果:年間15,000〜25,000円の電気代削減
フィルター掃除だけでは取れない、エアコン内部の汚れが電気代を大幅に上げています。プロのクリーニングで以下の効果があります:
- 冷暖房効率が新品時の90%以上に回復
- 電気代が15〜25%削減
- 風量がパワフルに復活
- カビ臭さも消える
費用対効果:
クリーニング費用:約12,000円
電気代削減効果:年間15,000〜25,000円
→ 実質3,000〜13,000円の節約になる計算
🏆 おすすめ:おそうじ本舗

おそうじ本舗の特徴:
- 熱交換器・ファンを徹底洗浄して冷暖房効率を回復
- 電気代削減効果で実質費用ほぼゼロ
- 全国1,500店舗、年間13万台の実績
料金(税込):
- 通常壁掛けエアコン:12,100円〜
- お掃除機能付き:20,900円〜
- 2台目以降:1台1,100円割引
節約方法4:つけっぱなしvs こまめにOFFを使い分ける
つけっぱなしがお得なケース:
- 30分〜1時間程度の外出
- 在宅時間が長い日(6時間以上)
- 猛暑日・厳寒日
こまめにOFFがお得なケース:
- 2時間以上の外出
- 気温が穏やかな日
節約方法5:自動運転モードを活用する
「弱」や「微風」に設定すると、かえって設定温度に達するまで時間がかかり、電気代が高くなります。「自動」モードが最も効率的です。
節約方法6:風向きを最適化する
- 冷房時:風向きを「水平」または「上向き」に(冷気は下に流れるため)
- 暖房時:風向きを「下向き」に(暖気は上に溜まるため)
節約方法7:サーキュレーターや扇風機を併用する
効果:設定温度を2〜3℃調整できる → 年間約12,000〜18,000円の節約
使い方:
- 冷房時:エアコンの対角線上に置き、天井に向けて風を送る
- 暖房時:天井に向けて風を送り、暖気を循環させる
節約方法8:室外機の環境を改善する
- 直射日光が当たる場合:すだれや遮熱シートで日よけ(吹き出し口は塞がない)
- 周囲20cm以内の物を片付ける
- 定期的に清掃する
節約方法9:部屋の断熱性を高める
- 遮光カーテンを使う:日光による室温上昇を30〜40%カット
- 窓に断熱シートを貼る:熱の出入りを抑える
- 隙間風を塞ぐ:隙間テープで窓やドアの隙間を塞ぐ
節約方法10:古いエアコンは買い替えを検討する
10年以上使っているエアコンは、買い替えで年間18,000〜25,000円の電気代削減が期待できます。
買い替えの目安:
- 使用10年以上
- 電気代が年々高くなっている
- 冷暖房が効きにくくなった
エアコンの電気代に関するよくある質問
Q1. エアコンの電気代は1ヶ月でいくらが普通ですか?
A. 部屋の広さや使用時間によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
・6畳:3,000〜4,000円/月
・10畳:4,500〜5,500円/月
・14畳:5,000〜6,500円/月
・20畳:7,000〜10,000円/月
ただし、これは1日8時間程度の使用を想定した目安です。24時間つけっぱなしの場合は、この2〜3倍になります。
Q2. 24時間つけっぱなしにすると電気代はいくらですか?
A. 消費電力700Wのエアコンを24時間つけっぱなしにした場合、1日あたり約521円、1ヶ月で約15,630円になります。ただし、実際の消費電力はエアコンの能力や設定温度によって変動するため、あくまで目安です。
Q3. エアコンクリーニングで本当に電気代は安くなりますか?
A. はい、確実に安くなります。エアコン内部の汚れを除去することで、冷暖房効率が大幅に向上します。実際のデータでは、クリーニング後に電気代が15〜25%削減されたケースが多数報告されています。月5,000円の電気代なら、年間で15,000〜18,750円の削減、つまりクリーニング費用(約12,000円)を差し引いても、年間3,000〜6,750円の節約になる計算です。
Q4. 暖房と冷房、どちらが電気代が高いですか?
A. 一般的に暖房の方が電気代が高くなります。理由は、外気温と設定温度の差が大きいためです。夏は外気温35℃→設定温度27℃(差8℃)ですが、冬は外気温7℃→設定温度20℃(差13℃)と、冬の方が差が大きく、エアコンがより多くの電力を消費します。
Q5. つけっぱなしとこまめに消すの、どちらが節電になりますか?
A. 状況によって異なります。
つけっぱなしがお得:30分〜1時間程度の外出、在宅時間が長い日
こまめに消すのがお得:2時間以上の外出
ダイキンの実験では、30分程度の外出ならつけっぱなしの方が節電になることが判明しています。
Q6. 古いエアコンと新しいエアコン、電気代はどれくらい違いますか?
A. 15年前のエアコンと最新モデルでは、消費電力が15〜40%違います。15年前のエアコンを最新モデルに買い替えると、年間約18,000〜25,000円の電気代削減が期待できます。エアコンの本体価格は10〜20万円程度ですが、10年使えば十分に元が取れる計算です。
Q7. お掃除機能付きエアコンは電気代が安いですか?
A. お掃除機能はフィルターの表面を掃除するだけで、内部の汚れは取れません。むしろ、構造が複雑な分、通常のエアコンより電気を消費する傾向があります。お掃除機能付きでも、1〜2年に1回はプロのクリーニングが必要で、これを怠ると電気代が高くなります。
まとめ:エアコンの電気代は正しい知識で大幅削減できる
エアコンの電気代は、家庭の消費電力の中でダントツ1位ですが、正しい知識と使い方で大幅に削減できます。
この記事の重要ポイントをおさらいします:
電気代が高い7つの原因
- 設定温度が極端(1℃調整で年間6,000円節約)
- フィルター・内部汚れ(クリーニングで年間15,000〜25,000円節約)
- こまめなON/OFF(状況により年間6,000〜12,000円節約)
- 部屋の断熱性が低い
- エアコンの能力が部屋に合っていない
- 古いエアコン(買い替えで年間18,000〜25,000円節約)
- 室外機の環境が悪い
今すぐできる節約方法TOP3
- 設定温度を適正にする:夏26〜28℃、冬20〜22℃
- フィルターを2週間に1回掃除:年間約15,000円節約
- 年1回プロのクリーニング:年間15,000〜25,000円節約
最もコスパの良い節約方法
年1回のプロによるエアコンクリーニングが最もコスパが良い節約方法です。
- クリーニング費用:約12,000円
- 電気代削減効果:年間15,000〜25,000円
- 実質3,000〜13,000円の節約
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すぐに実践できるアクション
- 今すぐ設定温度を確認(夏26〜28℃、冬20〜22℃)
- フィルターを掃除する
- 3年以上クリーニングしていない場合は、プロのクリーニングを予約
- 自動運転モードに設定
- サーキュレーターや扇風機を併用
これらの対策を実践すれば、年間3万円以上の電気代削減も十分可能です。特に、エアコンクリーニングは費用対効果が非常に高いため、まだ一度もクリーニングしたことがない方は、ぜひ検討してみてください。



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